特許技術でふるさと振興
漂流したアカモクが漁船のスクリューや魚網に絡まるなど、地元漁師からは「邪魔モク」と呼ばれ敬遠されてきた海藻で、九州地方では特に価値のないものとして扱われていました。
それが一転して注目を集めるようになったのは、福岡県の水産海洋技術センターがこのアカモクに着目し加工技術をマニュアル化したのがきっかけ。漁協と協力して食用に加工販売をはじめるとシャキシャキとした食感が好評を呼んで、現在では県内の6漁協に広まっています。
このアカモク(学名 Sargassum horneri)から、保湿成分のフコイダンを含む抽出液を採取する方法特許(特許3930509)を開発した秋月氏(福岡在住)が、これを石鹸に用いることで肌に優しく保湿力の高い製品が作れるのではないかと考えられ、弊社に商品開発を依頼されました。
特許証と出来たばかりの石鹸を手に、「手アレに悩む人たちに使ってほしい」と喜びの笑顔をみせるご依頼主の秋月氏。(右)
アカモクとは
アカモク(学名 Sargassum horneri)とは褐藻類(ヒバマタ目ホンダワラ科)に属する海藻で、日本各地の沿岸部に分布し海中において高さ10メートル程に育つなど生命力が強いのが特徴です。
特許技術で抽出
アカモクから、保湿成分のフコイダンを含む抽出液を採取しているのは、食材・食品を出荷している衛生的な食品加工工場です。
工場内では徹底した安全管理と微生物コントロールが行われています。
あなたと一緒に「ふるさと振興」
今回ご紹介した実際の商品は、こちらからお買い求めできます。http://www.yokamon.jp/shop/Y190/S1900008.asp
これをお読みのあなたも、地元特産品やこだわりの素材を使って石鹸を作ることが出来ます。
もし、私たちにOEMを委託したいとお考えの場合は、お問い合わせからご連絡ください。
是非一緒に、あなたのふるさとを活性化させましょう!
アカモクの抽出液は粘性が高く、攪拌などで難しさがあり苦労しました。製造工程を工夫することで、アカモク抽出液の実力を最大限引き出した保湿効果が高く環境にもやさしい石鹸を作ることが出来たと自負しています。